2013年1月11日金曜日

プレゼン(9) 解析ソフトの特徴



プレゼン(8) 難易度レベル

数独問題を使う技(手筋)の種類によってレベルを決めます。





2013年1月1日火曜日

プレゼン(7) Vサーチ、Qサーチ

「変形技」の一例として、まずよくつかわれる「Vサーチ」を説明します。


第4ブロック(左側の真ん中のブロック)には5,6行、1、2列にわたってすでに2345の数字で埋められています。2行2列にある1の数字により、このブロックでは4行目しか1は入りません。そのため、4行目に属する他のブロック、つまり第5ブロック、第6ブロックの1の候補は消去されます。第5ブロックでは(4,4)、(4,5)のセルには、1は入りません。この技がVサーチと呼ぶ技です。

結果、この場合には、6列目にある(1,6)の存在により、基本技Bサーチにより、赤いフォントカラーの (5,5)=1 が決定されます。

次は、”hidden pairs”、「二国同盟」、「予約」などと呼ばれている Q サーチです。



中央のブロック(これを第5ブロックと言います)には、4行、5行にある1,2の存在により、6行目の(6,4)および(6,6)のセルにしか1,2ははいることができません。この二つのセルは、他の候補789もあるのですが、1,2によって占有されます。この二つの数字は二つのセルを「予約」したことになります。また、二つのセルには、ともに4789という4つの候補をもつため紛れて見つけにくいため、Hidden pair (blockで二つの場所しか入れないpairの数字)とも呼ばれます。

これが、「変形技」となり、結果(4,5)=4 がBサーチでも求まります。