2009年5月21日木曜日

初めて数独に出会う。

三年前の連休の頃だった。正確には2006年5月4日に載った読売新聞の数独パズルを家内がやっているのを見かけた。ルールを教えてもらうと簡単にできるように見えた。こんなのはパソコンを使えば簡単に出来るとおもいそのアルゴリズムを考えはじめた。

もともとコンピューターでプログラミングするのが好きだった。これまで作ったいくつかのプログラム手法を思い出し、そのアルゴリズムを考えた。後で知ったことだが、西山豊先生が「数学を楽しむ」という記事を「理系の数学」に連載されていてその中の一章に「数独」について書かれている。先生の感想では「これはコンピューターに適したパズルである」ということだが、私も数独に対する最初の印象は同じものであった。多少でも数学を生業とし、プログラミングを自分では得意だと自負している人はコンピュータの持つ馬鹿正直な愚直さや偉大さを身をもって感じているからだろう。

その日はわずかに空白セルに入る候補をリストアップするマクロ(candy_table)を作成するにとどまった。

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