2009年5月27日水曜日

Hard な問題でいきどまる

2006年5月8日、数独のむづかしい問題を求めて、インターネットで調べてみた。これまでVer1で試みたのはすべて、読売新聞や文芸春秋にスポット的に掲載されているもので、読者のレベルをかんがえた Easy な問題ばかりであった。すると「晴耕数独 on WWW 」というサイトに、Easy, Medium, Hard にレベルわけされた多数の問題集があるのを見つけた。

早速、5題ばかり Hard の問題を取り出し、開発したばかりのVer.2にかけてみた。どれも解けなかった。いたずらに空回りするばかりで、新しい解法が必要なのはあきらかであった。ここで誰もが考えるのはコンピューターの馬鹿力を利用した方法で、西山先生のおっしゃるコンピュータに適した方法というものである。

つまり候補の数字を二つもつセルにおいて、どちらかが正解であるわけだから、そのひとつを仮定して進めるというものである。行き詰るともとに引き返してつぎの仮定の数字を実行する。ひとつのセルだけで Final Answer にたどりつけばよいが大抵の場合はそうはいかない。これは「矛盾の常識」として知られる解法のひとつであるが、何段階も続くとねずみ算でルートが増えてきて、まさに「コンピューターに適した方法」いうことができる。

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