2009年8月20日木曜日

(38) 難易度レベルと脳力シミュレーション

 SUDOKU_Ver.21 はVer.18 の改変し、いくつかの新しい機能を追加した。
 まず、空白セルの数字が決定される毎に、計算時間( elapse time )をアウトプットするようにした。同時に使用した探索法も分かっているので、パソコンでの使用時間と関連づけて、数独を人間が解くに要する時間により脳力シミュレーションができないかと考えた。例えば、Pサーチは1.0、Mサーチは1.5、Gサーチは4という風に重みをつけ、人間の解く時間とそのプロセスを比較すれば、何らかの脳力検定ができるのではないかということである。

 このソフトでは、数独問題を途中人の手を介さず、自動連続計算することにしているので、計算結果の一覧表を Sheet 3  に表記するように、 arrangement_result_to_sheet3 のマクロを新設した。また、一問別の計算結果情報(計算過程の手順など)を一枚のシートに移す transfer_arranged_data マクロを追加した。

 数独解のプロセスとElapse time を示すグラフを追加した。このグラフより、問題を解く過程における問題の特性(解き味?)が一目瞭然とわかる。

 数独問題のレベルと探索法との関係がわかるレベル評価の方法を模索した。今のところ使用できる探索法は限られているので( P, S, G, Q, M, C, V, X ) 、Aサーチの回数を表わす klevel  の値により、例えば klevel=0 の場合は、「Easy」とし、klevel<=2 の場合、「Medium」のように、6段階に分けた。

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