2009年6月13日土曜日

(20) L サーチに遭遇する。

基本サーチは4種類で、B,L,C,M サーチであることはすでに書いた。SUDOKU_Ver10,Ver11 の段階ではまだこのいとも簡単な解法の中で、BサーチとMサーチしか使っていない。それと強力な A サーチだけで「ニコリ数独名品100選」は3題を除いて全部とくことができた。Ver10では、42分32秒であったが、Ver11ではアルゴリズムを少し改良した結果25分25秒に短縮された。

解けなかった3題は45番、67番、75番で、最初 Lサーチを使うと簡単に解けるのである。それを教えてくれたのは、他でもないN君であった。彼は数独の解き手としてかなりの上達を見せており、解法もいくつか心得ているようだった。

この頃から、ただ力づくで解くのではなく、人間の脳で考える、そして見つける方法をシミュレーションするアルゴリズムを見つけようとおもいだした。つまり人間の考えられる範囲の解法を順番に引き出すことが出来ないかと思ったのである。

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