すべての数独を一回のコマンドのクリックで自動的に解くというのが当初の目標であった。まづ Ver.1 の ippatsu というマクロで やさしい問題はこれを達成した。空白セルの候補の一覧表をつくり、ひとつしかない数字、または候補がひとつしかないセルを探すということを繰り返す。 ippatsuの中の search_single というマクロでそれを達成したのだが、このマクロにはブロックにひとつしかない数字を探す Bサーチしかなかったことは先に書いた。
行にひとつしかない数字を探す L サーチや列にひとつしかない C サーチについては後にN君より指摘されその存在に気がつく。現在数多ある数独の解き方の解説でもこれらの探索法を明確に区別しているものはないようだ。ニコリ社の「ニコリ数独名品100選」の最初にある「数独解法の手引き」でも中級、上級パターンのほとんどが L サーチで解ける。これについては後ほど詳説しよう。
自動化の第二段階は Ver.4 に現れる auto_search というものだが、これは ippatsu を内蔵し、Aサーチの初期のものであるが開発期のものでその名は現存しない。
Ver.5 になって初めて complete というマクロが現れる。ippatsu および back_to_win2 マクロを内臓しこれを繰り返す。Ver.5 には、ippatsu の中に transfer_result マクロを作成して 新設した Sheet3 に問題毎に問題と解答それに解き順をアウトプットできるようにした。
0 件のコメント:
コメントを投稿